スタンバイモード、温度制御(加熱、冷却)とプロセスモニタリングはオフになります。加熱または冷却ではエネルギーは消費されません。 最大限のエネルギーを節約するために、この動作モードではポンプ速度を標準で1000 min -1に下げています。
この動作モードは、たとえば生産が中断されている場合に役立ちます。 中断時に節電できるかどうか、またどれだけのエネルギーを節約できるかは、さまざまな要因 (温度、中断時間など) によって決まります。

注記!

スタンバイモードエネルギーを節約できるかどうかは、それぞれのプロセスアプリケーションの要件と条件によって異なることに注意してください。 そのため、これはアプリケーションごとに個別に検討する必要があります。
温度制御をオフにすると、プロセスの中断時にプロセス温度が低下します。 そのため、プロセスを再開すると、プロセスが再び安定して実行されるまでに時間がかかることがあります。

前提条件

機能

この機能オンにすると、温度制御(加熱、冷却)とプロセスモニタリングがオフになります。 ポンプ速度は [待機速度設定値] パラメータの設定値に調整されます

  1. [機能] > [スタンバイモード] を選択します。
  2. スライダー () を使用して機能オンまたはオフにします。

スタンバイ回転数

スタンバイモード、デフォルトの回転数は最低値の 33% に設定されます。 その結果、ポンプエネルギー消費量が少なくなります。

  1. [設定] > [雑則] > [待機速度設定値] を選択します。
  2. パラメータを希望値。
    → 100% は定格回転数に相当します。 回転数設定範囲については、こちらをご覧ください...